断捨離

この言葉が世間に出回ってから、随分と月日が経ちました。
今では誰もが知っています。
しかしだからといって、そんなに簡単に実行できるものではありません。
そこが一番難しいところです。

以前なら、そのまんま捨てちゃうこともできました。
しかし今では燃えるものや、燃えないもの、さらには個人情報などという厄介な話もあります。
住所録なんて簡単には捨てられなくなりました。
かつては気楽に印刷して全校中に配布していたもんですけどね。

今はクラスの中だけの緊急連絡網がやっとかな。
もちろん、住所なんて載っていません。
自分の中学時代を思い出すと、親の職業欄までありましたから…。
隔世の感があります。

さてそういうわけで、燃やすこともできず捨てることもできず…。
いろんなものがたまりました。
それでも去年は少しずつ、とにかく捨てました。
子供が南の島へ行った時、ホームステイ先でもらったタロ芋をつぶす道具なんて、実にすばらしい芸術品でしたけどね。

パソコンの部品も、いろいろとありました。
コードもなんでこんなにあるのというくらい。
古いCDプレイヤーにラジカセ、さらにはビデオデッキ…。
おかげさまで押し入れが随分と空いたよ。

本もたくさん捨てました。
最後まで残っているのはアルバムです。
これがとんでもない量だ。

次々と台紙に貼っていった時代が長く続き、その後ポケット式のファイル型になりました。
さてこれをどうしたものか。
業者に頼めば、CDにしてくれるのかな。
今も押し入れの奥にずらりと並んでいます。

今年はさて何を捨てましょうか。
ものは確かに捨てられる。
しかしどうしても思い出の後始末は厄介ですね。
人間、最後は思い出との戦いということになるんでしょうか。

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