ソーシャルメディアの時代

新聞がメディアの王道であった時代。

考えてみれば、牧歌的な世の中だったといえるのかもしれません。
総務省情報通信政策研究所の調査(2016)によれば、10代の平日1日のテレビのリアルタイム視聴は89.0分、ネット利用は130.2分、新聞閲読は0.3分だそうです。
実感からすると、ネットの利用時間はもっと遙かに長いもののようにも思えます。

新聞はラ・テ面(ラジオ、テレビ欄)をちらっと見るだけということでしょうか。
それにしても0.3分とは驚きました。
NIE(Newspaper in Education)などという言葉を使っている身としては、怖ろしい気さえします。
論文を書くために新聞を読み、論理的思考を学ぶというのも、今では遠い目標なのかもしれません…。

勿論、新聞だけが論理性を身につけるためのメディアだという訳ではありません。
しかし文章力を身につけるには適した素材です。
語彙力を増やすための装置でもあります。

確かにインタラクティブな発信を保証するという意味で、ソーシャルメディアは画期的な力を持っています。
しかしどこまで情報の信憑性、信頼性を担保できるかということになると、やや不利な面も残ります。
全てがつぶやきだけで事足りる訳でもないでしょう。

ネットでニュースを読むという形態も、十分にあり得ます。
今では新聞を購読していない家も、かなり増えています。
同時に、ソーシャルメディアを無視して、生きてはいけない時代に入りました。

どこかの国の大統領は、もっぱらツイッターだけで発信を繰り返しています。
これがまさに今の状況です。
これからの時代、どのメディアが主流になるのか。
もうしばらく、注視していかなくてはならないようです。

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