2018年11月一覧

落語の国の精神分析

ある大学の入試問題に、精神分析家、藤山直樹の『落語の国の精神分析』が出題されていました。 以前読んだ記憶があるものの、その大部分を忘れていたのです。 あらためて、じっくりと文章を読むにつれ、事実を正確に描写するというのはこういうことなのだと実感した次第です。 落語には何かを演じようとする自分と、見る観客を喜ばせようとする自分の分裂が存在する。 それは「演じている自分」とそれを「見る自分」の分裂であり、世阿弥が「離見の見」として概念化し...

ニーバーの祈り

今日、宇宙飛行士・山崎直子さんの本を読んでいたら、この祈りの言葉に出会いました。 今まで全く知りませんでした。 肺腑をつくいい表現ですね。 これからは肝に銘じて生きていかないと。 やっぱり読書はいい。 高校生の時、担任でもあった英語の先生が教えてくれたそうです。 アメリカの神学者ラインホルド・ニーバーがかなり以前から流布していた言葉を説教で使ったのだとか。 アメリカでは有名な言葉です。 山崎さんは失意の時、この祈りによって何度...