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フィルター・バブル

昨今、何度もこの表現を耳にするようになりました。 ネットニュースなどを見ていると、アルゴリズムが動作し、興味のないサイトが自然に消えていくのを感じます。 AIの一部、検索アルゴリズムが自動的に働いて、本人の興味や関心にそった内容のニュースしか流さないということになるのです。 つまり見たくないものは見なくてもいい。 そこにある事実をAI技術が隠蔽していくのです。 というか、隠すという意識ももはやそこにはありません。 ただ自然になくな...

ドローン

今朝の新聞に攻撃型ドローンの記事がありました。 AI技術の進歩はとどまるところを知りません。 攻撃目標を発見するやいなや、すぐ編隊に分かれ、目標物に挑みかかります。 中国のドローン実験では、119機が飛び立ちAIが機体を制御して、群集飛行をしたそうです。 中国軍はスピードを最重視し、優位性を保つため、この分野の専門的人材を育てているといいます。 いつ自動的に戦闘が始まってもおかしくない時代に入りました。 AIが人間の知性を超えると...

最後だとわかっていたなら

3年の女生徒が今朝、この詩集を読んでくださいといって持ってきてくれました。 実に切ない詩ばかりです。 ノーマ・コーネット・マレックというアメリカの女性が、子供の死に際して綴ったものだそうです。 人間はいつだって明日のことを知りません。 明日が来るかどうかさえもわからないのです。 だから今日が最後だと知っていたら、もっとしてあげたかったことがたくさんあるに違いない。 人は後悔の連続の中を生き続けるのです。 その詩の一節に…。 ...

落語の国の精神分析

ある大学の入試問題に、精神分析家、藤山直樹の『落語の国の精神分析』が出題されていました。 以前読んだ記憶があるものの、その大部分を忘れていたのです。 あらためて、じっくりと文章を読むにつれ、事実を正確に描写するというのはこういうことなのだと実感した次第です。 落語には何かを演じようとする自分と、見る観客を喜ばせようとする自分の分裂が存在する。 それは「演じている自分」とそれを「見る自分」の分裂であり、世阿弥が「離見の見」として概念化し...

ニーバーの祈り

今日、宇宙飛行士・山崎直子さんの本を読んでいたら、この祈りの言葉に出会いました。 今まで全く知りませんでした。 肺腑をつくいい表現ですね。 これからは肝に銘じて生きていかないと。 やっぱり読書はいい。 高校生の時、担任でもあった英語の先生が教えてくれたそうです。 アメリカの神学者ラインホルド・ニーバーがかなり以前から流布していた言葉を説教で使ったのだとか。 アメリカでは有名な言葉です。 山崎さんは失意の時、この祈りによって何度...

かるがも寄席

11月中旬の予定です。 今年は毎月1回ぐらいのペースで噺をしてきました。 これくらいがちょうどいいかな。 30分位の長さの落語が、ぼくにはしっくりきます。 あまりに短いと物足りない気がして…。 我が儘ですかね。 長めのは、ほとんど枕なしで本題に入ります。 最近やった中では「船徳」「幾代餅」「寝床」「不動坊」「ねずみ」がそうした部類に入るのかな。 今回も30分を少しオーバーしてしまうかもしれません。 「宿屋の仇討ち」を予定...

手帳

またこの季節がやってきました。 最近は、毎年11月頃に書店で買い求めています。 以前は職場で手渡される手帳を使っていました。 基本、どれでもかまわないのです。 しかし手になじんだ厚さや大きさがあるような気もします。 今は薄くて軽いのにしています。 あらかじめ決まっている予定を、新しいページに書き込んでいく時の感覚も好きです。 後ろに住所録がついていますが、はずして使っていません。 というのもスマホ全盛の時代だからかな。 ...

山の人生

柳田国男の文章の中で一番好きなのがこれです。 晩年の回顧録『故郷七十年』の中にあります。 こんなことが本当にあるのかと最初読んだ時に思いました。 とても信じられない。 十三になる男の子ともらってきた同じ年くらいの女の子。 男は山の炭焼き小屋で一緒に育てています。 どうやっても炭は売れず、空手で戻ってくると、飢えきっている子供の顔も見られずに昼寝をしてしまう。 眼が覚めると、小屋の口いっぱいに夕日がさしていました。 秋の末の...

寝床寄席

9月になりました。 久しぶりにヴィータホールで落語会をやります。 マイクがいいから、喋っててもいい気分。 ただし、うまくいくかどうかは、その日の調子次第です。 今回のお題はずばり「寝床」。 これから真面目にお稽古します。 今まで高座にかけたのは2回だけ。 うまくいったようないかないような…。 後半は割合にスムーズですけど…。 前半は仕込みに時間がかかるかな。 うまく笑いに繋げられれば、いいんですけどね。 とにかく噺は...

消える仕事、消えない仕事

社会の変化があまりにも急速です。 終身雇用などというのは、もう夢なのでしょうか。 かつてはひとたび職を得たら、その会社に一生世話になり、定年まで勤め上げるという図式があたりまえでした。 ところが現在、グローバル化の波は、大企業を次々と呑み込んでいます。 あれほどに大きな会社が潰れていくのか、というのがまさに実感です。 突然の報道に接しても、あまり驚かなくなりました。 その一方でコンピュータ技術を見事に使いこなした企業は破竹の勢いで...