kanucha一覧

パドリーノ、ポモドーロ、ソップレッサータ

このタイトルをみて、すぐにこれが欧州のサッカーチームでないということに気づけば、それだけで大したものです。 ぼくには最初なんのことかわかりませんでした。 さらにカポコッロ、ストリアータ・バゲットなどなど…。 これはいずれもグルメなサンドイッチ店に掲げられたパンと食材の名前だそうです。 つい先日、NYタイムズの記事の翻訳が新聞に載っていました。 ある女性と食事をしにおしゃれなサンド...

影響力の武器 

昨日からずっとこの本を読んでました。 実に興味深いテーマです。 社会心理学の分野に属するものです。 要約すると、人間はどのような行動をとる生物なのかというのが主題です。 人の態度や行動を変化させる心理的な力とは何か。 心の中をここまで深く読み取られてしまうと、正直つらいものがあります。 ものを売る人は人間の深層心理に訴えます。 人にものを頼むときにはどうすればうまくいくのか。...

ジャコメッティとともに

6月14日から国立新美術館でジャコメッテイ展が始まりました。 これは開館10周年を記念した展覧会だそうです。 この芸術家の横顔を表している作品は矢内原伊作の『ジャコメッティとともに』につきると思います。 ぼくがこの本に出会ったのは実に35年ほど前のこと。 こんなにすごい本があるのかというのが、その時の率直な感想です。 たまたま書きとどめたものがありました。 そのまま載せさせてください。...

あさがお寄席

来月は恒例の「あさがお寄席」です。 毎年出させていただいてます。 実にありがたい。 今までに、色々な噺をしてきました。 会のHPをみると、苦闘(?)のあとが残っています。 まさに汗顔の至りというやつかな。 ここ3年間のお題は以下の通りです。 「天災」「不動坊」「錦の袈裟」。 どれも覚えるのに苦労しました。 でも懐かしい。 さて今年の出し物は夏にふさわしく「船徳」です。 ...

海も暮れきる

尾崎放哉の本を引っ張り出して読み始めました。 吉村昭著『海も暮れきる』です。 奥付をみたら昭和55年でした。 今から37年も前の本です。 あれから一度も読んでいません。 自由律俳句の授業をする時、荻原井泉水、種田山頭火とともに必ず紹介してきました。 それにしても、この人の甘えは度を超えています。 その輝かしい経歴に比べて、人間がむやみに卑しい。 吉村昭が小豆島を訪ね、放哉に...

人生の救い

作家車谷長吉が亡くなったのは、今から2年前です。 誤嚥による窒息死でした。 彼は重度の蓄膿症で、鼻から息が出来ませんでした。 手術をすればなおるかもしれない。 しかし目の神経を切ってしまう可能性が大きかったのです。 それで諦めたと綴っています。 『赤目四十八滝心中未遂』で直木賞を受賞。 学校では全く扱われることのない作家です。 なぜか。 あまりにも毒が多すぎる。 若い生徒に...