コラム一覧

光の教会

お金がない。 3000万円が限度だ。 教会をつくってくれ。 これが伝説の教会ができるきっかけでした。 大阪府茨木市北春日丘。 建築面積は二階建てで100坪。 礼拝の人数は120人。 設計したのは、建築家安藤忠雄です。 今、彼の展覧会が国立新美術館で開かれています。 そこの敷地に、なんとこの教会と同じものを再現したとか。 教会のシンボルはまさに十字架です。 安藤はコンクリートの壁面に十字に切った開口部をいれました。...

新海誠展

今や、知らない人はいない存在です。 「君の名は」の大ヒットは彼を宮崎駿と並ぶ存在にしました。 しかし数年前には誰も知らなかった。 そのことに興味を覚えます。 アニメ好きの息子が、これ見てみたらと貸してくれたのが、最初の短編「ほしのこえ」でした。かなり以前のことです。 絵のタッチが生硬で、とても短いものでした。 お金がないなかで、全部自分一人で作ったという話も聞きました。 宇宙と地上に別れた男女の心の交感をどう描くかというのが...

セミセルフレジ

時代というのはどこまで変化していくものなんでしょうか。 いつも利用しているスーパーがあっという間に、このタイプのレジに変わりました。 商品のスキャンまではお店のスタッフがしてくれます。 しかしその後の支払いや精算は全て自分で行います。 説明のためのスタッフがついていたのは数日だけでした。 あとは全部お店で対応しています。 特に大きな混乱はないみたい。 むしろ、店員がお金に触れず、衛生的だという声の方が大きいようです。 並ぶ...

パドリーノ、ポモドーロ、ソップレッサータ

このタイトルをみて、すぐにこれが欧州のサッカーチームでないということに気づけば、それだけで大したものです。 ぼくには最初なんのことかわかりませんでした。 さらにカポコッロ、ストリアータ・バゲットなどなど…。 これはいずれもグルメなサンドイッチ店に掲げられたパンと食材の名前だそうです。 つい先日、NYタイムズの記事の翻訳が新聞に載っていました。 ある女性と食事をしにおしゃれなサンドイッチ店に入った時の様子です。 彼女の表情がすぐ...

リヤドロ

今回ちょっとある場所で見たものの中で一番感心したのが、このリヤドロの作品群でした。それまでマイセンとか、ロイヤル・コペンハーゲンとか幾つかの陶磁器は見たことがあります。しかし、これははじめてでした。 花の造形が大変きれいです。ぼくはもともとこういうものに対する嗜好を全く持っていません。どうも洋風の家具などは苦手です。しかしこの高い技術はさすがだと思いました。 スペイン人の3兄弟が今から60数年前に始めたとか。 今では2000人の人が働いてい...

先島への道

司馬遼太郎の紀行文『沖縄・先島への道』を読んでいたら、急に懐かしくなりました。あれは今から17、8年くらい前かもしれません。突然先島諸島へ行きたくなったのです。あの頃は石垣島へいくのも大変でした。 那覇の空港も今ほどきれいではありませんでした。ましてや離島に行く待合室はおんぼろそのものでした。 以前から竹富島には行きたかったのです。とにかくいいところだという話はきいてました。だいたいぼくは寒いところがだめなのです。どちらかというと、あったかい...