Note一覧

追悼

詩人大岡信が亡くなりました。 長い付き合いだった谷川俊太郎が昨日、朝日新聞に追悼の詩を載せました。 ここに再録しておきます。 本当はヒトの言葉で君を送りたくない 砂浜に寄せては返す波音で 風にそよぐ木々の葉音で 君を送りたい 声と文字に別れを告げて 君はあっさりと意味を後にした 朝露と腐葉土と星々と月の ヒトの言葉よりも豊かな無言 今朝のこの青空の下で君を送ろう 散り初める桜の花びらとともに 褪せない...

トピアリー

起源は古代ローマ時代までさかのぼるのだそうです。当時の庭師が、生け垣に自分のイニシャルをこっそり刈り込んだのが始まりだとか。 一番てっとりばやいのは、なんといってもあのディズニーランド。ミッキーマウスをはじめとしたキャラクターのトピアリーが所狭しと飾られています。あれを作るのは大変みたいです。日本トピアリー協会というのがあるのも知りました。 昨今では社会福祉施設や病院での作業療法プログラムのひとつとして広く行われているそうです。 な...

円窓

鎌倉明月院の円窓はみごとです。こういうのを借景というのでしょうか。 風景をそのまま窓から見るというだけでなく、風景の中に切り口を入れてしまうというところがすごいと思います。 どこからこのような発想が出てくるのか。 明月院といえば紫陽花が有名ですけど、それだけではない。紅葉の季節もすばらしいです。人の心を静かにさせる何かが、ここにはある。それがなんであるのか、ぼくなぞにはわかりません。しかしあえていえば、人が作ったものを置かないということ...

青いバラ

かつて最相葉月さんの著書『青いバラ』を読んだことがあります。今から何年前でしょうか。彼女はこのノンフィクションを書くために3年をかけたとか。どうしても青いバラの存在が気になって仕方がなかったそうです。 世の中に出回っている青いバラは、正確に言うと、藤紫色です。ちなみにカーネーションにも青はありません。実際、この品種を作り出すためにサントリーは30億円を使ったと聞いています。 青いバラの話はギリシャ神話にも出てきます。長い間、ずっと不可...

師走

いよいよ12月。 なんとなく慌ただしい季節になりました。 1年経つのがなんと早いことか。 また年賀状かというのが、正直な気分です。 今年は「神ってる」の年でした。 周囲をみると、随分風景もかわってしまいました。 世界中がまさにポピュリズムの嵐の中です。 これからどうなるんでしょうね。 とはいえ、ぼくの暮らしは相変わらずのんべんだらり。 これでよしとしますかね。 めでたさも中くらいなりおらが春 ともかくもあなた任せ...